①分布等：各地の公園、庭などで植栽。中国原産の落葉低木。細い幹が叢生し、高さ1～2ｍになる、樹皮は灰黒色で平滑、艶があり、横長の皮目が目立つ。 ②分類：広葉樹（直立性）-複葉-１回羽状複葉-互生-きょ歯なし（図7）。 ③葉は、4枚の小葉からなる風数羽状複葉で長枝に互生し、短枝に束生する。小葉身は長さ 0.6～３ｃｍ、幅 0.2～1.2ｃｍの倒卵形～長楕円形。先端は鈍く尖るか、やや凹み、中央に微小突起がある。基部は円形。縁は全縁。 ④小葉の表面は暗緑色、裏面は淡緑色で、両面とも無毛。若い枝は黄褐色で稜があり、托葉は鋭い棘となる。2年枝は暗灰緑色。 ⑤花期は5～6月。葉腋に黄色から赤黄色に変わる蝶形花を下垂して開く、花冠は直径2.5～3ｃｍ、萼は筒状で先端は５裂する。果実は蒴果。長さ3～扁平な円柱状。日本では結実しない。 ⑥名前の由来：枝に密集して咲いている花の様子を雀の群れに見立てたもの。

葉表	葉裏
葉表拡大（葉軸の先端は刺となる）	葉裏拡大
短枝に束生	若い枝（托葉は鋭い棘となる）
２年枝	花
花２	近影
近影２	全影
幹