キバナアマ(アマ科キバナアマ属)
①分布等:庭木、鉢植として植栽。中国雲南省・インド北部・パキスタン原産の落葉小低木。幹は株立ちし、高さ0.5~1mとなる。枝は長く伸びて先端がやや下垂する。
②分類:広葉樹(直立性)-単葉-不分裂葉-互生-きょ歯あり-単きょ歯-側脈は葉縁に達しないか不明瞭-きょ歯は葉身の全体にある-落葉性(図31)。
③葉は互生し、葉身は、長さ7~12cm、幅 3~5cm の楕円形倒卵形。葉柄は0.3~1cm。先端は円いか鈍く尖り、中央に針状突起がある基部は楔形で葉柄に流れる。縁にはごく浅い波状のきょ歯がある。
質は薄い膜質。葉の表面は淡緑色、裏面は灰白緑色で網の目のような脈が見え、両面とも無毛。葉柄は表面に溝がある。若い枝は濃緑色でやや艶がある
⑤花期は3月。枝先の葉腋に1~1.5cmの花柄を伸ばして黄色の花を1~3個上向きにつける。花冠は直径3~5cm、裂は淡緑色で5深裂する。果実は球形の蒴果。
⑥名前の由来:アマの仲間で黄色の花を咲かせることから。
葉表 葉裏
葉表拡大 葉表拡大2
葉裏拡大
近影
全影  
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